現場改善ヒント提案する現場改善コーチです

あなた一人で手抜きでできる楽々改善。楽に楽しく現場改善しましょう! 楽々改善舎
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「楽々改善ストリート」をお届けします
2016.7.5 <第11号> 
お疲れさまです。現場改善コーチの来嶋です。
あなたの改善は、順調でしょうか?
少しでも改善のヒントになって欲しいと願っています。

メールマガジン「楽々改善ストリート」第11号をお届けします。

7月に入り、急に真夏になった感じです。
夏バテしないように、気をつけたいですね。

気がつけば、部屋に床積みの本が増えていました。
ダンボール1杯分の読まない本を、ネットオフに引き取ってもらいました。
ネットから申し込めば、宅配便で持って行ってくれるので便利です。もちろん着払いです。
買い取り価格は期待できませんが、部屋が広くなりました。
本は知らない間に増えるので、「1冊買えば1冊捨てる」を原則にしています。

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現場で出会った改善人(3)
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Kさんとは、私の所属していた本部部門での現場改善の訓練の受け入れで知り合いました。
その訓練は、半年間、所属する部署を離れて、受入先で実践活動を行うものでした。
希望すれば、受入先への転勤も可能な訓練でした。

工場のメンバーが対象なので、地元を離れて本部に行く人は少なかったのです。
ほとんどが、工場の推薦で来ていました。
しかし、Kさんは自ら望んで、その訓練に参加して来られました。
実は、その訓練は10年近く続いたのですが、自己推薦で参加したのは、Kさんだけでした。

非常に穏やかで、決して怒ったりしないKさんでした。
しかし、現場改善にかける情熱は素晴らしいものでした。
指導している私にも、痛い質問をしてこられ、私も勉強になったのを思い出します。
それほど、現場での実践を考えていたので、単なる知識では許さなかったのです。

半年が終わり、元の工場に戻りました。
しかし、自分からその訓練に行った訳ですから、その工場では現場改善どころではなかったのです。
Kさんは、じっとチャンスをうかがい、時々、上司に提案していきました。

さすがに、チャンスはやってくるものです。
工場長が変わり、現場改善の部署までつくられ、工場の現場改善がスタートされたのです。
もちろん、Kさんもそのメンバーになり、初めてのメンバーを引き連れて、現場改善を進めることになりました。

時々、私の方にも頼んで来ましたが、Kさんから頼まれたらイヤとは言えません。
すぐに、その工場を訪問して応援しました。
Kさんは、黙々と現場改善を進めていました。

劇的に、その工場は変わりました。
現場改善のモデル工場になり、VIP見学対応の工場になりました。

一人でも情熱を持って現場改善を行えば、大きな成果を出せることを、Kさんから学びました。

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新 刊 紹 介
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7冊目の本を電子出版しています。
「誰にも聞けない」シリーズとして、「セル生産方式」をまとめました。

今どきセル生産…なのでしょうか? 発売して2週間になりますが、1冊も売れていません。
セル生産の名前が良くないのか人気がないようです。
でも、変化の激しい今だからこそ、少しだけIEの技術があれば、役に立つ生産方式だと確信しています。

【タイトル】

誰にも聞けない「セル生産」 現場改善コーチが伝授します

<内容紹介>

あなたは、「セル生産」という生産方式を聞いたことがありますか?
バブル崩壊後の1990年代に、日本で急速に進化した生産方式です。
私は、日本が生んだ素晴らしい生産方式の一つだと思います。

特徴としては、多品種少量生産、在庫削減、生産変動への適応力が高い、作業者のやる気の向上などがあります。

色々な定義があるようですが、私は一言でいうと、「セル生産ラインとは、ライン定員の決まっていないライン」であると考えています。

でも、現在では多くの企業で廃止されています。
どうして、日本ではなくなってしまったのでしょうか?

私は、今こそ上手く活用できる生産方式であると感じています。
ライン定員が変動できることは、どんなメリットがあるのでしょうか?

あなたの現場でも、「セル生産方式」を上手く活用してください!

< 目 次 >

1.セル生産方式とは?
【Q1】「セル生産」とは、どんな生産方式なのですか?
【Q2】どのように進化したのでしょうか?
【Q3】何故、なくなったのでしょうか?

2.セル生産方式のメリット
【Q4】どんなメリットがありますか?
【Q5】なぜ生産性向上が実現できたのですか?
【Q6】なぜ品質が向上したのでしょうか?

3.セル生産ラインを作ろう
【Q7】どんな手順で進めるのでしょうか?
【Q8】どのように作業配分すれば良いのでしょうか?
【Q9】ラインの形をどのように決めるのですか?

4.セル生産方式のルール
【Q10】セル生産方式で注意することは?
【Q11】「IO一致」とは何ですか?
【Q12】「脱の自動化」とは?

5.どのように活用すれば良いか?
【Q13】セル生産方式の弱点は?
【Q14】セル生産方式は、どのように活用できますか?
【Q15】セル生産方式を継続するためには?

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楽々改善舎の出版物
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7冊の電子ブックを楽天より出版しています。
http://r2k.link/syuppan.html

◇あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善」
◇あなた一人で、手抜きでできる「作業を楽にする現場改善」
◇あなた一人で、手抜きでできる「機械でじゃんじゃん生産できる改善」
◇あなた一人で、手抜きでできる「元に戻らない現場改善」
◇「ムダ」を楽と楽しさに変える楽々改善
◇あなた一人で、手抜きでできる「速効の整理清掃改善」
◇誰にも聞けない「セル生産」現場改善コーチが伝授します

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楽々改善舎より
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現場改善に有効なヒントを提供しています。
http://r2k.link/jirei.html
改善案を、増やしていきたいと考えています。
そこで…

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※機密保持のため、イラストが望ましいです。
写真をお送り頂いた場合は、イラストに変換して掲載します
(頂いた写真は、絶対に掲載しません。イラスト変換後、消去いたします)
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