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【12】モデルラインで進められている時は? 
コンサルタントの先生は、たいてい、「モデルラインで進めましょう」と言います。
それは、工場全体をすぐには把握できないからです。
そして、モデルラインにパワーを集中すれば、早く改善が進むのです。
モデルラインで上手くいけば「横展開は、工場でやって下さい」と、言います。

モデルラインの話しが出たら、とてもラッキーです。
是非、あなたのラインをモデルラインにしてもらいましょう。
モデルラインになれば、大きなメリットがあります。

モデルラインになれば、経営TOP、コンサルタント、そして、工場の皆さんの目が集まります。
「とんでもない…」と思わず、モデルラインのメリットを考えてみましょう。

まずは、工場の皆さんが、モデルラインの改善案を考えてくれます。
改善のための費用も出るでしょう。
改善の実施のために、手伝ってくれます。
報告書も、コンサルタントの先生がまとめてくれるかも知れません。

こんな大きなメリットを逃す手はありません。
でも、覚悟も必要なのです。
色々な改善案が集まりますが、あなたが考えていたのとは違うかも知れません。

もちろん、あなたの改善案を実現するのが、最も良いのです。
ちょっと気に入らない改善案かも知れませんが、こんな案もあるのだと考えましょう。
後から、あなたの気に入る改善案を実施すれば良いのです。
費用が出たら、少し残しておけば良いのです。

とにかく、モデルラインはパワーを集中しますので、どんどん変わっていきます。
工場の皆さんに、大いに手伝ってもらいましょう。
実は、一番難しいのは、「横展開」なのです。

全く同じラインであれば、まだやり易いですが、すぐに出来ない場合が多いです。
それに、他のラインでやったことをする訳ですから、元気も出ないですね。
やはり、最初に実施する方が楽しいです。

是非、あなたの現場を、モデルラインに立候補しましょう。
 
     
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