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あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善
【13】 「楽に」なるとは?
「ムダなし楽々改善」の目的である「楽に作業をする」の、「楽に」とはどんなことでしょうか?

あなたは、仕事を行いながら改善活動を進める訳ですので、改善活動をスタートした時は仕事が増えることになります。
それなら、『現状でイイや・・・』という人もいると思います。
しかし、同じ時間だけ会社に居て同じ作業を行うのだったら、楽な方が良いと思いませんか?
毎日、同じ作業だけを単調に繰り返すよりも、自分で工夫して少しでも楽な作業にする方が面白い!!

では、「楽になる」とは、どんなことを言うのでしょう?
イメージとしては、汗をかきかき作業していたものを、「涼しい顔をして、同じ作業を行う」という感じです。
何だかペテン師のようですが、必ず実現できるのです。

例えば、毎日、あなたは工場の中を歩き回って作業を行っているとします。
歩数計をつけたら毎日、1万歩以上歩いている人がいるかもしれません。
健康には良いでしょう・・・ ですが、職場はウォーキングする場所ではない!!

こういった「歩行」は、「ムダ」といいます。
ムダは、ゼロには出来ないですがゼロに極限まで近づけることができます。
ムダな歩行が無ければ身体は楽ですし、歩いていた時間も余ってくることでしょう。
ムダに歩いていた時間を、ゆっくり丁寧に作業する時間として当てれば必ず品質が向上できます。

余談になりますが・・・ 漢字の、『働く』と『動く』という文字の違いは、「にんべん」があるか、ないかです。
「にんべん」・・・ つまり人に優しい作業でないと働くことになりません。

動き回るのは、疲れるだけ!!
 
     
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