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誰にも聞けない「在庫削減」 現場改善コーチが伝授します
【Q4】モノの流れが分かりません 
あなたがつくっている製品は、何工程ありますか?
先頭はどこですか?

先頭から完成まで、モノの流れが分かりますか?
完成した製品は、どこへ行きますか?
お客様には、いつ届きますか?

あびせるように質問してしまい、すみませんでした。
でも、ワークは全ての工程を旅しているので、全て重要なことなのです。
複雑な製品ですと、何十工程もあるので、非常に複雑な場合があります。

途中で、社外の外注さんに出ることもあるでしょう。
別の工場に運搬することもあります。
検査工程があると、不合格になることもあります。

でも、全ての工程が分かっていないと、在庫を削減することは難しいのです。
モノの流れを分かりやすくする手法に「流れ分析」があります。
ワークになったつもりで、先頭工程から最終工程まで歩いてみるのです。

流れ分析は「工程分析」とも呼ばれ、4つの記号があります。

▽ 貯蔵・停滞(下さんかく)
○ 運搬(小さな○)
◎ 加工(大きな○、ここでは◎と記載します)
◇ 検査(ひしがた)

加工と運搬が同じ○の記号を使うのですが、○の大きさを2倍ぐらい変えて、ひと目で分かるように書くのが良いです。
記号を分析シートの上にでも書いて置き、上から下に向かって、現場で見た通りに、記号を書いていきます。
一つひとつの工程の分析は簡単に出来ますが、全工程を行うためには少し根気が必要です。

さあ、分析をはじめてみましょう。
 
     
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