現場改善ヒント提案する現場改善コーチです

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5Sを楽に楽しくコーチしましょう!! 現場改善コーチが伝授します
【8】5S改善の現場指導ができる 
5S改善の実践ができるようになったら、どんどん周りを引き込んで欲しいです。
すると、「5S改善人口」が増えて、飛躍的に現場が変わっていきます。
集合研修ではなく、OJTで5S改善の現場指導を行って欲しいのです。

難しく考える必要はありません。
周りのメンバーと一緒に、5S改善を進めていけばよいのです。
目的は、周りのメンバーが5S改善を好きになってもらうことです。

自分で考えて上手くいけば、必ず5S改善が好きになります。
どうしても好きになれない人も出て来ますが、まずは、遠目に見てもらうだけで構いません。
5S改善が好きなメンバーが一人でも多くなれば、5S改善が楽に楽しく進めることができるようになります。

5S改善の現場指導で一つだけ注意をして欲しいことがあります。
現場指導と言っているので、改善案を教えてしまうことです。
改善案を決して言わないで、周りのメンバーから改善案を引き出して欲しいのです。

もちろん、指導者であるあなたも改善案を考えるのです。
そして、これだと思う改善案が決まれば、周りのメンバーにヒントを出します。
さらに、ディスカッションをしながら、あなたの改善案を周りのメンバーから言ってもらうのです。

周りのメンバーは自分の改善案なので、じっくりと取り組みます。
誰でも、人から与えられたことを行うのは、面白くありません。
でも、自分が考えたアイデアであれば、一生懸命行うものです。

周りのメンバーが頑張って実施してくれると、必ず上手く行きます。
大きな効果を出せることは、間違いありません。
あなたの改善案なのですが、みなさんの成果にしてあげて欲しいのです。

ちょっと我慢が必要ですが、5S改善が上手く行く方が良いのです。
すると、周りのメンバーが、どんどん考えてくれるようになります。
そうなると、5S改善がどんどん進んでいきますので、結果として指導をしたあなたも楽になります。

改善案を教えたいところですが、ぐっとこらえて、ヒントだけを言うようにすることが、5S改善をうまく進めるポイントです。
さらに、ミーティングなどで、5Sについてワンポイント・レッスンをしてあげて下さい。
1回は、2~3分もあれば出来ます。

1回目は、5Sはみんなのために行う、2回目は、整理は捨てること、要らないものは使わないもの、という感じです。
10回程度行えば、5Sに関してだいたいのことは教えてあげることができます。
教えることにより、あなたの理解もさらに深まるのです。

どんどん、周りのメンバーを引き込んで、5S改善を進めてください。
 
     
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