あなた一人で、手抜きでできる「元に戻らない現場改善」 |
【3】まずは改善をスタートしましょう |
一人で、現場改善を進める訳ですので、いつでもスタートできます。
今日からでも、すぐにスタートできるのです。
あなたの周りを見ると、必ず「ムダ」があります。
だいたいは、プロジェクトで現場改善を進めます。
そのため、企画から決裁、そして、人選をしてキックオフ…
スタートできるまでに、大変なパワーが必要となります。
現場改善がスタートできた時には、「もう疲れた!」ということに、なりかねません。
それに対して、「楽々改善」では、あなたがやる気になれば、即スタートです。
と言っても、やみくもに進めるのも良くないです。
あなたの周りの状況を見ていると、だんだんムダが見えてくるでしょう。
その中で、どこから進めるか、あなたが決めれば良いのです。
普通のプロジェクトですと、効果の高いところからスタートすると思います。
効果が高いということは、今まで手付かずだったのでしょう。
つまり、改善を進めるのも難しいということです。
最初は、簡単にできそうなところからスタートするのが良いのです。
品質管理(QC)では、「PDCAを回す」ことが重要だと言われています。
Pはプラン、Dは実施、Cはチェック、Aはアクションです。
計画して実施、評価を行い、まずいところを良くするという活動です。
PDCAを一巡させると、一つの改善が出来たということです。
現場改善も、全く同じです。
「現場改善のPDCA」を何回も、回すことが重要です。
最初は、小さなPDCAが望ましいです。
小さなPDCAを早く回して、少し大きなPDCAに取り掛かるのが良いのです。
まずは、小さな改善を行い、上手くいくことが重要です。
上手くいくと、あなたの気分が良くなり、作業も楽にもなります。
そして、少しずつ「改善のPDCA」を大きくしていけば良いのです。
まずは、身近なところで、簡単にできそうなところからスタートしてください。
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