あなた一人で、手抜きでできる「ムダなし楽々改善」 |
【20】 繰り返し、改善を行いましょう |
ここまで、「ムダなし楽々改善」を進めていただいて、ありがとうございます。
作業が楽(らく)になる!! 楽しくなる!!
その「評価」について、考えてみましょう。
会社で全員一丸となって行う革新活動の成果は、ほとんどが経営成果です。
経費削減、人員削減、在庫削減など・・・
もちろん大切なことですが、これだけでは、どうも元気が出ないのです。
だからこそ、「ムダなし楽々改善」を行い、あなた基準で評価してみるのです。
評価基準は「楽になったか?」と「楽しいか?」です。
「楽になったか?」・・・ あなたが仕事を終えて帰る時の、身体の状態で判断します。
肩こり、腰の痛みがなくなったとか。
また、作業時間で表しても良いでしょう。
改善前は1分かかっていた作業が、50秒でできるようになれば、確実に楽になっているということでしょう。
「楽しいか?」・・・ あなたが一日、会社で笑う回数です。
ニコッとする回数。
自分で考え、実施してみて上手くいくと人は嬉しくなるものです。
この回数が増えていたら改善の成果です。
笑いの中にエネルギーがあるのです。
そして、もう一つ!!
せっかく、苦労した改善ですから、ご自分のメリットにしませんか?
提案制度のある会社だったら、それを提案にして小遣いにしちゃいましょうよ。
QCサークルを行っていれば、QCのネタの一つにする。
もちろん、品質改善が中心です。
しかし、QCサークルは効果金額が大きな評価になるので、あなたの改善も加算して金額を計算すれば、評価が良くなります。
もし、上司の目にとまって褒められたら素晴らしいことです。
他の作業や現場にも目を向け、イメージを広げて考えていってみましょう。
繰り返し、繰り返し、継続的に改善を行うと、気が付いた時には、改善前と比較にならない位、良い現場に!!
そして、「楽に」なっています。(A006,A007)
さらに、その成果を周りの人にも教えてあげましょう。
Webで発信されても良いと思います。
あなたの会社、そして、日本の現場から「ムダ」が、どんどんなくなることが大切なのです。
「ムダ」を、どんどん、「楽(らく)」と「楽しさ」に変えて行ってください。
あなたの素敵な「ムダなし楽々改善」を、楽しみにしています。 |
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