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誰にも聞けない「サービス業の3S改善」現場改善コーチが伝授します
【6】3Sは何のために行うの? 
3S改善は何のために行うのでしょうか?
会社のため、お客さまのため、社長のため、儲かるため、社会のため…?
どれも間違いではありませんが、もっとも重要なのは違うのです。

もっとも重要なのは、「自分のため」に3S改善を行うということです。
「会社で働く人」のために、行うのです。
その次が、お客さまのため、そして、社会のためなのです。

会社のためとか、儲けるために行うと、どうしてもやらされ感が大きくなります。
すると、途中でやめてしまったり、イヤイヤ活動することになるのです。
自分のために3Sの推進を行うので、必ず自分の仕事がやり易くなります。

3Sの最初は「整理」ですが、不要なものがなくなると、間違いなく仕事は楽になります。
不要なものがたくさん残っている現場では、絶対に現場改善はうまくいきません。
3S改善は、「決めて、守ること」が重要なのです。

要るものと要らないものの判断を行い、「要らないもの=捨てるもの」を決めます。
要らない作業もやめましょう。要らない伝票などの帳票も捨てましょう。
これは、なかなか難しい決定です。
思い切って決定し、捨てるという行動をしなければ、何も変化しません。

これを繰り返していると、「決めて、守る」ことができるようになります。
社長が決めるのではなく、「現場のみんなが決めて、みんなで守る」のです。
これが、しっかり出来るようになると、確実に仕事がやり易くなります。

仕事がやり易くなると、現場が元気になります。
モチベーションが向上するのです。
現場が元気になれば、3Sだけでなく、現場改善もどんどん進んでいきます。

この好循環ができてくると、さらに現場改善は進んでいきます。
これで、経営が良化しない会社はないでしょう。

そうなんです! 経営効果は、3S改善が進むと、必ず現れてくるのです。
     
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