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誰にも聞けない「サービス業の3S改善」現場改善コーチが伝授します
【1】私が知っているサービス業 
サービス業の皆さまには、色々とお世話になっています。
在職中もそうですし、普段の生活でも、たくさんお世話になっています。
でも、サービス業とはどんな業種かと考えると、長年メーカーに勤務していた私には、ピンと来なかったのです。
そこで、Wikipediaで調べたのですが、ますます、分からなくなってしまいました。

Wikipediaの「サービス業、サービス産業」を要約すると、次のように書かれていました。
『サービス業(サービス産業)はサービスを取り扱う産業のことであるが、その範囲は、使用される状況や資料によって異なる。
広義のサービス業は、第三次産業と同義であり、「第一次産業、第二次産業に含まれないその他のもの全てを第三次産業として、サービス産業としている」とある。
また、「サービス産業は第三次産業と同義で、エネルギーや通信、運輸や卸・小売等も含む」と定義されているものもあるようです。

2002年に「サービス業」は見直しが行われ、分割や他の産業との統合が行われた。
大分類として新しく起こされたものを挙げると、
宿泊業が飲食業と統合され、「飲食店、宿泊業」となった。
従来のサービス業から「医療、福祉」が分割、大分類となった。
同じく、「教育、学習支援業」が分割、大分類となった。
協同組合が郵便局と統合され、「複合サービス事業」となった。』

ちょっと手に負えないので、私がイメージできる範囲で、製造業の3Sの応用を考えていきたいと思います。
正確な分類ではないのですが、「サービス業、小売り業、飲食店、ホテル・旅館」です。
「医療、福祉」や「教育、学習支援業」にも応用が出来そうですが、法律やセキュリティの影響が大きく制約が多発しそうなので入れていません。

ここからは、「サービス業、小売り業、飲食店、ホテル・旅館」を中心に考えていきます。
在職中、身近なサービス業は、会社の社員食堂でした。
昼食が短時間に集中するので仕方ないところはあるのですが、どうして、いつもあんなに混雑するのか不思議でした。
社員食堂は厨房が見えるので、これでは待ちが発生しても仕方ないなと思う食堂もありました。

出張に行くとビジネスホテルに宿泊します。
何泊したかわからないぐらい数多くホテルに泊まりましたが、ホテル間で大きな差を感じました。
特に、朝食は差がありました。食事の内容ではなく、食事場所のレイアウトや食事のスタイルです。

一応、改善をおこなっている人間が見ると、もう少し考えれば良いのにと思ったことが何度もあったのです。
今、サービス業の会社と接点を持つことができたので、色々と改善方法について考えていきたいと思います。
     
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