あなた一人で、手抜きでできる「速効の整理清掃改善」 |
【1】5Sとか、3Sとか |
「5S」って、ご存知ですか?
3Sと呼んでいる場合もあります。
反対に、6Sとか7Sもあります。
「S」は何のことだか、分かりますか?
「5S」って、「よく聞くけど、掃除じゃないの?」と、思っていませんか?
片づけとは、何が違うのでしょうか?
とにかく、分かっているようで、正体を掴みにくいのが、「5S」なのです。
一人ひとり、5Sのイメージが異なっているのです。
本家本元の「5S」は、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」なのです。
3Sは、最初の「整理・整頓・清掃」だけを指します。
会社によっては、安全のセイフティを入れて、6Sなどと呼んでいる場合もあります。
経営者から見ると、多い方が効果が大きいと思うのでしょうか?
さて、どんな活動なのでしょうか?
5Sとは、現場改善の一つです。
たぶん、現場改善の色々な手法の中で、最も理解がバラバラなものだと思います。
在職中、工場にお邪魔し、現場メンバーと話す機会が多くありました。
ある現場責任者は、自信を持って、清掃のことだと言ってました。
別の責任者は、工場の床の線を引くことだと信じていました。
また、ある担当者は、工場見学の際に見せたくないものを隠すことだと思っていました。
ちょっとマズイのですね。
どうして、こんなことになるのでしょうか?
それは、5Sって誰でも分かりそうだけど、正しく勉強したことがないからのようです。
5Sは奥深いものですが、実践するための知識は、それほど必要としません。
そのため、あまり5Sそのものを勉強する機会がないのです。
5Sは家の片づけにも応用できる、とても便利なものです。
これから「5S」を、真面目に勉強していきましょう。
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