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「ムダ」を楽と楽しさに変える楽々改善
【15】ムダを生かす方法 
ムダを、楽と楽しさに変えることができると、どうな良いことがあるのか考えてみましょう。
ムダがなくなり、仕事が楽になると、どんなメリットがありますか?
仕事が楽になるというのは、さぼるということではありません。
さぼるというのは、やるべきことをしないことです。

楽になるということは、ムダをなくして、やるべきことをやることです。
そうすると、絶対に早くできるようになります。
つまり、生産性が向上するのです。
ひょっとすると、新しい機械の投資が要らなくなるかも知れません。

作業が楽になると、作業に余裕ができるようになります。
品質にも注意をすることができ、難しい作業は念入りに出来るようになります。
これで、品質が低下することはありません。

きつく、つらい作業では、なかなか品質を確保することができません。
いくら、品質に気をつけろと注意しても、作業に余裕がないと、必ずポカミスが発生します。
品質が良くなり、特に製品の廃棄が少なくできるかも知れません。

楽しくなると、現場が明るくなり、会社全体も明るく元気になります。
人は、のびのびとできる時に、力が出るものです。
人は、自由な発想ができる時に、すごいアイデアを思いつくものです。
強度の緊張が良い成績を生むのは、オリンピックの短時間の競技の間だけです。
ずっとオリンピック状態だったら、ダウンしてしまいます。

生産性と品質が向上し、会社が明るくなると、会社の経営が必ず良くなります。
そして、経営者も明るくなり、現場を褒めるようになると、もっと良くなり続けます。
楽々改善を継続的に行うと、経営が良くなるのです。

人の力は、大きなパワーがあります。
ムダを、楽と楽しさのパワーに変えることが重要です。
あなたの現場に眠っているムダを、楽と楽しさのパワーに変えましょう。
 
     
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