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「ムダ」を楽と楽しさに変える楽々改善
【13】ムダを楽に変える 
ムダをどんなものに変えることができるでしょうか?
ムダを価値のあるものに変えたいのです。
あのムーミン谷でも、後半にはムダが『すべてが役に立つこと』に変わったそうです。

価値のあるものと言うと、すぐに経営効果を求めますね。
特に、経営者の皆さんは強く望んでいると思います。
しかし、ちょっと待ってください。

私は、ムダを「楽(らく)」と「楽しさ」に変えることが出来ると考えています。
その「楽」と「楽しさ」を通して、経営を改善することができるのです。
「楽」と「楽しさ」とは、どんなものでしょうか?

「楽になる」とは、汗をかきかき作業していたものを、「涼しい顔をして、同じ作業を行う」という感じです。
例えば、毎日、あなたは工場の中を歩き回って作業を行っているとします。
歩数計をつけたら、毎日1万歩以上歩いている人がいるかもしれません。
健康には良いのですが、「歩行」には全く価値はありません。

歩行は、動いているだけなのです。
働いていることにはなりません。
「動く」を、価値のある「働き」にする必要があります。
動き回るのは、疲れるだけなのです。

「楽しさ」は、あなたが一日、ニコッとする回数です。
自分で考え、実施してみて上手くいくと人は嬉しくなるものです。
笑いの中にエネルギーがあるのです。
楽しくないことは、長続きしません。

私は、ムダを楽と楽しさに変える活動を「楽々改善」と呼んでいます。
ムダがなくなり、仕事が楽になると、生産性も向上し、品質も良くなります。
楽しくなると、会社内が明るく元気になります。
すると、経営も良くなります。
楽々改善を行った結果、経営が良くなるのです。

どんどん、ムダを楽と楽しさに変えていきましょう。
 
     
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