「ムダ」を楽と楽しさに変える楽々改善 |
【9】家の中のムダ |
少し視点を変えて、家の中のムダを見てみましょう。
ムダを偉そうに論じている私の家にも、ムダがたくさんあります。
まず、私の部屋を調べてみます。
残念ながら、使わないモノがたくさんあります。
使わないものは捨てるのですが、どうも捨てきれないものがあります。
強敵は、「記念のもの」です。賞品や表彰状などです。
記念品は、二度と買えなので、どうしても取っておきたいですね。
でも、かさばるものは写真に撮って捨てましょう。
表彰状はスキャナーして、最低でも筒だけは捨てるようにしたいものです。
それから、いつか使うだろう思うものです。
電器製品を買うと、色々な付属品がついてきます。
全て使うことは、まずないと思います。
しかし、いつか使うのではと取っておきますね。
使わないものは捨ててしまいましょう。
いつか必要になると考えるのではなく、必要になったら買うと考えた方が効率が良いです。
本も増えますね。読まない本がたくさんあります。
出来る限り、1冊買ったら、1冊捨てるようにしています。
実際には、1冊ずつ捨てにくいので、30冊程度をまとめてダンボールに詰めて、業者に買ってもらいます。
でも、少しずつ増えてくるので、最近は電子ブックだけを買うようにしています。
服も、たくさんあります。
体形が変わって着れなくなった服は、いつか着れると思わず、捨てた方が良いです。
服はかさばるので、空間のムダが発生しやすいです。
捨てる勇気が重要です。
台所は家内の管轄なので、不用意なことは言えませんが、どうも食料の在庫がたくさんあるようです。
これは、安いからといって、まとめて買った過剰在庫なのです。
近くにスーパーがなければ在庫が必要ですが、家に在庫するのは古くなるだけです。
スーパーの新しい食料を買って食べた方が、身体にも良いでしょう。
幸いにも我が家の場合、徒歩5分以内にスーパーがあるので、在庫は不要なのです。
他にも、全く使わない、もらいものの食器があります。
旅行に行った時に買った置物があります。
どうして、そのようなものが溜まるのでしょうか?
それは、日本人特有の「もったいない」という考え方です。
もったいないとは、「まだ(他に)役立つのに無駄にされて惜しい」ということだそうです。
でも、一番もったいないのは、お金を出して買ったのに使わないことです。
わざわざ、「無駄にされて惜しいもの」に、お金を出しているのです。
そのお金があれば、他の良いものが買えたことを、しっかり考えて欲しいのです。
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