現場改善ヒント提案する現場改善コーチです

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1人で学ぶ
「ムダ」を楽と楽しさに変える楽々改善
【1】ムダとは何か? 
ムダとは、いったい何でしょうか?
「ムダ」と書いていますが、正しくは「無駄」です。
「むだ」と書いても正解です。
この3つのムダは、違うのでしょうか?

さすがは、トヨタです。この3つのムダを定義されています。

1.現場で目に見える「ムダ」(カタカナのムダ)
発見するのがやさしい「7つのムダ」  

2.仕組みから発生する「むだ」(ひらがなのむだ)
直接見えないので発見するのは難しい
・工程のつながりを考慮しないレイアウト
・まとめ作業やまとめ運搬

3.経営全体を損なう「無駄」(漢字の無駄)
錯覚によるミスジャッジ
・内製より外作の方が安い
・売れればというタラレバの設備投資

<ホームページ「生産管理を学ぼう-基礎から応用」から引用>

現場のあなたに、最も関係があるのはカタカナの「ムダ」になります。
これからは、現場で目に見える「ムダ」に集中して考えていきたいと思います。

この「ムダ」が、日本の現場に埋もれているのです。
いつ、埋もれたのでしょうか?
日本独特の産業の発展が影響していると考えています。

日本で「現場改善」が最も盛んだったのは、1970年代ではないでしょうか?
コンベアライン全盛時代で、作業改善が行われ、ムダが排除されていたようです。

しかし、1980年代になると生産の自動化が活発に行われるようになりました。
すると、手作業による生産が激減し、作業改善が行われなくなりました。
その時代に、たくさんのムダが日本に埋もれたと考えています。

詳細は【6】で考えていきますが、ムダが埋もれた経過を知ることは重要なのです。
 
     
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