| あなた一人で、手抜きでできる「機械でじゃんじゃん生産できる改善」 |
| 【６】完成品は置けますか？ |
機械は、どんどん完成品を作ってくれます。
ある程度の完成品が、ストックできるように設計されています(D006)。
ストック以上の完成品が出来ると、機械は停止します。
人が機械の停止に気づかなかったら、ずっと停止ているのです。
とても、もったいないですね。
だいたいの機械には、シグナルタワーがついています(D005)。
完成品が満杯で停止する前に、人に知らせる必要があります。
あなたの機械はそうなっていますか？
満杯のアラームが出ない機械だったら、生産技術にお願いして、分かるようにしてもらいましょう。
生産技術にとって、難しい改造ではありません。
前もって完成品の満杯が分かるので、あなたの作業が確実に楽になります。
完成品が満杯になって機械が停止してから、完成品を取り出しているのは良くないです。
ちゃんと、機械の近くに完成品を取り出すスペースがありますか？
最悪は、機械を停めたまま、完成品を遠くの棚に置きに行っているようなケースです。
機械にスペースがなければ、完成品を取り出す台が近くに必要です。
完成品置台はキャスターを付け、必要な時だけ、近くに持って来れば良いのです。
完成品置台には、１回に取り出す完成品だけがのれば良いのです。
大きな台は必要ないです。出来るだけ小さな台を準備してください。
市販の台車でも良いのですが、大きな欠点があります。
置く位置が低いので、完成品を置く際に、しゃがんだり立ち上がる必要があります。
できれば、完成品を機械から横移動だけで台に積み替えることができれば、とても作業が楽です。
完成品の取り出しで、機械を停めないようにしましょう。
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