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あなた一人で、手抜きでできる「機械でじゃんじゃん生産できる改善」
【3】工具の手元化しましょう 
工場を訪問した時、機械の近くにレンチセットを置いているのを見かけます。
数本のレンチがセットになっているものです。
あなたの機械には、置いていませんか?

いくら設計の下手な機械でも、レンチセットを全て使う機械はないでしょう?
しかも、メンテナンスではなく、生産時であればなおさらです。

M3とM4程度で、機械は運転できると思います。
そうすると、機械の近くに置いておくのは、2本だけで良いことになります。
使う場所の近くに置いておけば、すぐに使えます。
これが「工具の手元化(D001)」です。

いつも使っているレンチなのに、遠くに置いてあり、いちいち歩いて取りに行っているのも見かけます。
工具を取るための歩行はムダです。

機械が大きいと、使う場所が離れている場合もあります。
その場合は、それぞれ使う場所に置いておくのも便利です。

とにかく、レンチで作業している時間が重要なのです。
レンチを取りに行く歩行や移動は、ムダなのです。

最悪なのは、レンチがどこかへいってしまうことです。
使おうとしたら、レンチが無い…
そこで、隣の機械のレンチを借りる…
すると、隣の機械のレンチもなくなってしまう…
「悪の連鎖」です。

これだけは、絶対にないようにしてください。
 
     
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