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あなた一人で手抜きでできる楽々改善。楽に楽しく現場改善しましょう! 楽々改善舎
1人で学ぶ
あなた一人で、手抜きでできる「作業を楽にする現場改善」
【20】楽になりましたか?
ここまで、改善を進めて下さって、本当にお疲れさまでした。
あなたの作業が楽になりましたか?

「楽になる」とは、どんな状態でしょうか?
今まで汗を流して作業していたものを、「涼しい顔をして、同じ作業を行う」というイメージです。
もう少し具体的に、改善前後での変化を見てみましょう。

①一日の歩数
②材料を取る・置くための作業時間
③重量物の持ち上げ回数
④身体をねじる回数
⑤手待ち時間

もちろん、正確に分析する必要はありません。
重要なのは、あなたが会社から帰る時の「楽になった」という感覚です。
肩凝り、腰痛、指先の痛み、目の疲れなどは、ありませんか?

それから、もう一つ重要なことは、「楽しい」ということです。
改善をはじめた時、改善は面白くないと思います。
でも、「自分で考え、実施してみて上手くいく」のは、実に楽しいものです。

「楽しさ」は、心や精神面を元気にするのです。
あなたにも、この「改善の楽しさ」を、味わって欲しいのです。
あなたが一日、会社で「ニコッとする回数」も、指標に加えて欲しいです。

評価基準は、「楽になる」と「楽しさ」で行いましょう。
厳密な定義はありませんので、あなたなりに評価を行ってください。
例えば、歩数、腰や足の疲れ、ニコッとした回数など。

そして、毎日の変化をまとめてみると、よく分かると思います。
「見える化」としてグラフなどにできれば、さらに良いですね。
後から見ると、「我ながら良くできた!」と、満足のいくものになります。

もう一つ、お願いです。
改善を行った時に、イラストに残して欲しいのです。
簡単で良いので、改善のポイントをマンガで描くのです。
つまり、「改善イラスト」です。

ご自分の素晴らしい改善ノウハウになります。
この「改善イラスト」を、他の人が見ると、とても良い参考になります。
あなたも、「改善イラスト」をたくさん持っていると、ますます改善が進みます。

その「改善イラスト」を周りの人にも教えてあげてください。
あなたの会社、そして、日本の現場から「ムダ」が、なくなることが大切なのです。

どんどん、「ムダ」を、「楽(らく)」と「楽しさ」に、変えて行って下さい。
あなたの素敵な「作業を楽にする現場改善」を、楽しみにしています。
 
     
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