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【2】組立作業のムダとは? 
「組立作業」は、繰り返し、手作業で製品や部品などを組立てることです。
作業台の上で行ったり、コンベアを用いて行う場合があります。
機械で生産するのではなく、手作業中心で行うことを考えていきます。

じっくり見てみると、手作業にも、手の前後の動きや上下の動きがあります。
手だけでは届かない場合は、身体をねじったり、しゃがんでいる動きがあります。
それでも、届かない場合は、歩いていますね。
身体全体を使って、組立作業を行うことが多いのです。

先輩から教えてもらい、毎日、繰り返し行うことで、出来るようになったと思います。
そして、先輩と同じ速さになりましたね。

これが「熟練」つまり「慣れ」であり、とても重要なことです。
しかし、この「慣れ」が、ムダな作業を見えなくしてしまいます。

私が工場を訪問し、作業を見ていると、不思議に思うことがありました。
どうして、そんなに遠くから取っているの?
何故、毎回、身体をねじっているの? しゃがんでいるの?
健康には良いかもしれませんが、どうして、歩き回っているの?

部品や工具の位置を、少しだけ変えるだけで解決するのです。
しかし、毎日、その作業を行っていると、気がつかなくなるようです。
でも、他の工場も同じですから、あなたはガッカリする必要はありません。

小さなムダですが、少しずつ発生するので、見逃しがちなムダです。
作業の小さなムダを見つけて、なくしていきましょう!
 
     
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